茨城県大子町 気候と川の恵みが生む豊かな食
茨城県大子町 気候と川の恵みが生む豊かな食
茨城県大子町は、福島県と栃木県との県境に位置する山間の町。「北限の茶所」と呼ばれ、コクと甘みの強い奥久慈茶で有名。また、「南限のりんご産地」とも言われ、樹上完熟のりんご狩りは、完熟前に収穫されたものよりもみずみずしく甘みがたっぷりと評判です。地形的には、山に囲まれた内陸の盆地で、県内で最も標高が高いエリア。盆地ゆえに日中は気温が上がりやすい一方で、山の斜面から冷たい空気が流れ込む夜間は気温が下がりやすく、1日の中でも寒暖差が激しいのが特徴。朝方は町を縦断して流れる久慈川から霧がたちのぼり、雲海が見られる季節も。この寒暖差と久慈川の清らかな水が、お米の甘みや茶葉の厚みにつながり、豊かな食を育んでいます。