北川博幸さん							
								渚水産/なぎさGARDEN
								石川県穴水町
							
						
						
							北川博幸さん							
								渚水産/なぎさGARDEN
								石川県穴水町
							
						
						鮮魚卸「渚水産」の北川さんは、2代目で今年で62歳になります。敷地内には新鮮な魚を料理して食べられる「Café&炭火焼 なぎさガーデン」も立ち上げました。炭火で焙煎したコーヒーから、海鮮の炭火焼まで楽しめます。
私たちが訪ねたとき、北川さんは「渚水産」で鮮魚をパック詰めしていました。代表でありながら「私はプレーヤーです」と笑みを浮かべる姿からは、現場を大切にする思いが伝わってきます。ユーモアを交えた語り口は、周囲を自然と和ませていました。
穴水町の観光にも力を注いできた北川さん。30年以上前には四季ごとに開催される町最大級の食のイベント「まいもん祭り」で、「統一メニュー」を考案し、町の皆で立ち上げました。参加店舗が同じ料理を同じ価格で提供することで、客足の偏りを防ぎ、さらに待ち時間を減らす狙いがありました。この工夫が実を結び、観光客は増え町全体が一層にぎわいを見せるようになったのです。
また、2022年1月の能登地震の後、2月に誰よりも早く店を開けて地域に活気を取り戻しました。そして2025年には、穴水町観光物産協会の会長に就任しています。
「私は頭を使うより、走りながら考えるほうが性に合っています。トライ&エラーじゃないと答えは見つかりません」と語る北川さん。続けて「穴水の観光コンセプトは“感動とロマン”。でね、秋になったら“感動とマロン!”ですよ」と笑わせる姿に、挑戦を続けてきた歩みがにじみます。
北川さんの営む、渚水産のサイトはこちら 
なぎさガーデンのサイトはこちら

 
					 
					 
					 
					 
					 
					 
					 
					



 
	

 
							
 
				 
		 
				 
				 
				 
				 
				 
				 
			