日本最西端にホップ畑を構え、個性豊かなクラフトビールを生み出す「AMAKUSA SONAR BEER」。大学時代に京都のクラフトビール店でアルバイトをしていた角さんは、そこで同社のフルーツをたっぷり使ったスムージーサワーと出会いました。
その味に強く惹かれたこと、そして「南の海に住みたい」という思いが重なり、天草への移住を決意。2年前に入社し、現在はブルワーとして醸造を含めすべての工程に携わり活躍しています。「仕事を終えると西海岸で夕陽を見てから帰宅しています。菱沼さんは、ベトナムで「マリオ★ゴンザレス」という名前で、タコス屋を営んでいたという、ユニークな経歴の持ち主。その経験で培った食材の組み合わせや代用の知識を活かし、レシピ開発などを手伝っています。天草にきてまだ半年ほどですが、すでに多くの友人に囲まれているようです。

「White Pearl（ホワイトパール）」は、自社栽培の無農薬ホップと天草産の無農薬パール柑を使用したベルジャンホワイト。果汁だけでなく皮も加えることで、爽やかな柑橘の香りとフルーティな酸味が際立っています。

「AMA COLA」は黒糖・パール柑・生姜・塩・月桃など、天草の恵みを詰め込んだクラフトコーラ。保存料や香料を一切使用していません。スパイス感は控えめで黒糖の自然な甘さが引き立ちます。「子供でも飲める味で、体に優しいもの」をテーマに、実際に子供たちの感想を聞きながら改良を重ねたそうです。

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（「AMAKUSA SONAR BEER」の皆さんが栽培するホップ。ブルワリーの前に広がる畑にて）