押野利浩さん 押野ファーム
山形県河北町
押野利浩さん 押野ファーム
山形県河北町
フルーツを中心に、さまざまな作物をリレー方式で育てている押野さん。「365日中、350日は働いている」といいます。桃や西洋梨、さくらんぼ、りんごにお米。桃は20種類以上、西洋梨は8種類ほど手がけています。ラ・フランスやル・レクチェにシルバーベルと、年中がシーズン。押野さんのつくるフルーツは、安心で信頼できる品質とおいしさ、と河北町の地域商社では大評判。その秘訣をご本人に伺うと、「とにかく栽培ルーティンを徹底している。とのお答えが。もみ殻、鶏糞、土作り肥料・・・いかに手をかけるか」という言葉にも、信頼感が滲みます。
(幻の西洋梨・コミス)
そんな押野さんが幻の西洋梨と言われるコミスの栽培を始めたのは10数年も前のこと。栽培を始めても、実際に果物がとれるようになったのは10年経ってからだったとのこと。10年間は花芽がつかなかったそうです。コミスは栽培が難しく、生産量も他の洋梨の品種の1/15とも言われます。気候や風土、肥料などにとても敏感で、生産量が少ないため、都内では一部の高級青果店でしかお目にかかれないもの。それが幻の果物と言われる所以です。仕事を共にする押野さんの奥様は、「フルーツではコミスが一番好き」とのこと。そのお味はさとタボラのシェフもうなり、急遽デザートの主役に採用するほどのおいしさ。絶品です。