宇野実さん はじまり農園う〜の
山形県河北町
宇野実さん はじまり農園う〜の
山形県河北町
2021年から製造が始まったかほくワインのぶどうの生産を一手に引き受けてきた、「はじまり農園う〜の」の宇野さん。デラウェアをはじめ、シャインマスカットやクイーンニナなど高級ぶどう複数種、桃、さくらんぼ、そしていつかワインと一緒に提供したい、ヘーゼルナッツなど、畑には閑散期がないほど多くの作物を手がけ、パワフルに農業を営む若き農家のエースです。子供の頃から葡萄畑を走り回っていたという宇野さんは農園5代目のオーナー。生まれも育ちも河北町です。
(醸造士の滝口さんと。今年瓶詰めされたばかりの「かほくワイン」を手に。)
ひと昔前は、デラウェアはお仏壇に備える果物として需要が高かったもの。河北町で作られていたのも、もっぱら食用のものでした。最近では仏壇需要は激減。これからは、ニーズに合わせてモノを作っていかなくてはいけない。そんないわゆる「6次産業化」の考え方に共感し、ワインづくりにも精力的な宇野さん。今年はデラウェアに加え、ナイアガラも初収穫しました。醸造士の滝口さんに出した唯一のリクエストは、「醸し」で造って欲しいということ。皮も実も余すところなく、丸ごとその年のブドウを感じてもらいたい。そして、みんなが「親しみやすいワイン」をつくりたい、ということも宇野さんの一貫した願い。かほくワインは、野生酵母のみでつくる野生味のあるナチュールワイン。和食など普段のご飯に合わせても楽しめます。ワインにあまり詳しくなくても、肩肘張らずに気軽に飲める、みんなでわいわい楽しめるワインを届けたいというのが宇野さんの思いです。
(仕事を終え、冬の眠りにつく「はじまり農園う〜の」のぶどう畑。)